多分ですね、誰も全部は読んでいないでしょうね、炊飯器のマニュアル。
勿論、最低限、使えるようにする部分は読むでしょうが、
端から端までは読まないかと。
是非、一度、モードの部分を全部確認してください。
チェックするのは、
炊飯時間、注意事項です。
ちなみに、当家のは、今は亡きサンヨーのIH圧力型。
使えないくらいのモードがあります。
玄米モード、雑穀入りはともかく、
春夏秋冬、カレー、硬め、柔らか目、などなど。
試してみたけど、「別に~」というのが多かったです。
その中で、基本的なところは、
●普通モード
●急速炊飯
●匠炊き
ですかね。
前にも説明しましたが、今のIH炊飯器は、
「前炊き機能」(パナソニック用語)がついていて、
最初の20分くらいは、水温を40度程度に上げて、
吸水させる時間をとります。
それから、炊飯をしますので、
本来の20分弱の炊飯のところが、
トータルで40分以上かかります。
蒸らし時間も含んでいます。
ところが、これを知らない方で、
わざわざ一時間浸漬させてから、
炊飯しているケースがあるんです。
さらに、蒸らし時間も取っていた方も。
時間の無駄ですね。
もし、時間の余裕があって、一時間浸漬できるなら
(30分でもいいですが)
急速炊飯にしたらどうでしょう。
急速炊飯でも、多分、最初の5分は、前炊き機能が
きいてしまうと思いますが、時間の節約と、
もしかしたら、より美味しい炊飯になるかもしれません。
なにしろ、芯まで水を吸ったお米のでんぷん質が、
炊飯によってアルファ化(組織がほぐれること)されて
ご飯になるからです。アルファ化で、ご飯の甘みが出てきます。
そして、匠炊き。
何でしょう、これは?
マニュアルでは、
「水の温度を常温でじっくりと吸水させ、炊き上げの際は、一気に過熱を行うコースです。一粒一粒うまみを逃さず、はり・ツヤのあるご飯に炊き上げます。」と。
つまり、昔の炊き方です (^_^)
これに、「匠み」とか「極み」とかをネーミングすると
新しくて、プロ仕様のモードとなるわけです (^_^)
あ、なお、上記は電気炊飯器についてです。
ガス炊飯器については、また。