お客様のお話。
茨城県の知り合いから、お米が送られてくるので、それを食べているという。
「でも、(放射能)大丈夫かしらね?」
当店取扱いの茨城の玄米、現状の放射能検査では、
下限値0.8Bq/kgで非検出。
これは、1972年レベル。
1963年の最悪時は、最高20Bq/kg、平均11Bq/kg。
ざっとご説明すると、
「どうして、昔、そんなに悪かったの?」
「中国の砂漠での、水爆実験のせいです。今でも、黄砂に乗ってきます。PM2.5だけじゃないんです。」
とにかく、マスコミが、騒ぐだけ騒いで、
過去の総括を全くしていないので、
国民の多くが、いまだに、まともな情報を持たないままで、
一方では、ひたすら不安情報を追い求めて心配になり、
かたや、ただ、根拠のない安心感にひたっている、
そういう人たちもいる。
震災後に、お米と放射能について取材に来たテレ朝がらみの
番組制作会社の人に、
「過去データをきちんと検証する番組を作らないのか?」
「今の汚染レベルで、普通に生活したうえでの内部被曝計算はしないのか?」
と何度も話したが、全く興味がなさそうだった。
結局、なんだか良くわからないが、
怖いか、安心か、極論がいいんだろうなぁ、特にテレビは。
3.11に関する報道ばかりの今週ですが。
なお、現行の検査の下限値は、もっと高かったり、低かったり色々です。