色々な事情で、内祝いの発送が出産からかなり日が経ってしまうケースもありました。
また、出産自体を随分後になって聞いた方からお祝いをいただくこともあって、
出産後一年を超えての追加ご注文もいただいたことも幾度か。
さらには、どういう事情か、三歳を超えてから、新規にご出産内祝いのご注文をいただいたこともありました。
今年、成人式の内祝いのご注文をいただきました。
実は、昨年せがれの内祝いを既に作っていたので、それをご紹介したところ、
気に入っていただきました。
熨斗のタイプで、真ん中に赤ちゃんの時のお写真、左下に成人式のお写真。
「こんなに成長いたしました」というイメージです!
携帯からのご注文が増えておりますが、やはり一番心配なのは、写真の品質です。
携帯カメラの設定で、写真のサイズ(画素数)を最高に設定していただきたいですね。
待受け用のカメラ設定ですと、携帯の小さな画面では良く見えても、拡大しますとかなり厳しいものになってしまいます。
現在、サンプルは9種類。最初は、横と縦のそれぞれ一種類ずつだったことを考えると、隔世の感!
写真枠の種類・色、フォント種類・色、独自挨拶文、部品のサイズ・位置が、自由に選択できますので、実際には、全てオリジナルといっても良いと思います。
お客様独自のデザインもいくつかありました。それも、またご好意で、サンプルにさせていただいた物もあります。本当にありがたいことです。
今日は、プリンターさんご機嫌斜めでした。
米袋の印刷は順調でしたが、熨斗紙がうまく挿入されていきません。
いやぁ~、これが一番こたえます。
なんとか、無事終了!
ほっとします。
でも、壊れてしまうと本当に大変。
今まで、二回、プリンターを購入に走りましたから。
現在、一台予備が倉庫上に待機しております。
「出産内祝い米」を作成するのに、デザインはフォトショップで作りますが、
印刷はもちろん、プリンター。
これが、機嫌悪いと、とても困ります。
ご機嫌斜めだと、紙がすべってなかなか印刷が進みません。
インク詰まりがあると、何度もインクのクリーニングを行い、
時間がかかるうえに、インクがどんどん減っていきます。
インク、高いんです!
特に出産内祝い用に、増えているのが、携帯電話のカメラによる撮影です。
画素数が増えて、良い写真が撮影できるようになってはいますが、いただいた写真を見ると「うわぁ~」となることがあります。
一つは、ドアップです。近くに寄り過ぎて、顔が切れていることがあります。特に頭部。
もう一つは、画素数=写真のサイズです。特に女性に多いようですが、カメラの設定で、画素数(もしくはファイルサイズ)を[待受け]用にしているケースがあります。携帯の画面では十分見れるのですが、引き伸ばすと、あれれ~となってしまいます。設定を「最大」にして撮影し、送信する際も、待受け画面用に縮小しないでいただければと思います。
色合いだけではなくて、背景が足りない?場合に膨らますこともあります。
「足りない」とは、楕円形に切り取りたいときに、上・左右がぎりぎりで、うまく形にならない時です。
このような場合、背景部分をコピーして膨らましてから、トリミングをします。
最近は、あまり楕円にはこだわらず、角丸長方形も利用しますので、以前ほどこの種の補正は行っておりませんが。
背景ではありませんが、一度、左肩で切れている写真で、右肩部分をコピーして、ひっくり返して、補正したこともありました。
出産内祝い米パッケージのほとんどは写真を利用します。イラスト利用、写真もイラストも利用しないケースもありますが。
いただいたお写真で、一番厳しいのは、背景が暗いものです。暗いと言っても、青とかだったらまだいいのですが、黒に近い背景の場合は、厳しい~!
背景部分だけを明るくしたくても、髪の毛との境目がはっきりしないので、どこまで補正をかけていいのかがつかめません。思い切って切り取りたくても、それも難しい。
無理にやると、漫画(例えば、ドラゴンボール)のような、髪の毛になってしまう。
とにかく、明るくて薄い色(白・ピンク・黄色・空色など)が背景だといいですね。
最所の頃、とまどった赤ちゃんの写真は、室内光だけの撮影で、赤黒い色合いの物です。
これを、フォトショップで補正していくのですが、本当に最初は試行錯誤。
一件のデザインを仕上げるのに、三十枚くらいもカラーコピー紙を印刷したことも・・・
そのおかげで、今は写真の色合いを見ただけで、どのようにどの程度、補正すれば
よいか、概ね見当がつくようになりました。
色々なお写真をいただきます。考えてみると、最初の数件は、本当にラッキーだったんだと思います。
お写真の補正をほとんどしなくても良かったから。
それから3年、本当に様々なお写真を補正してきました。
色々な内祝いに対応しておりますが、七五三の内祝いも何回か作りました。