特別栽培米の実例 節減対象農薬半減

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とある宮城県登米市での米つくりから。

まず、農薬はどんな目的で使用されるのでしょう?

1.種もみの消毒
2.育苗培土の消毒
3.除草
4.病気対策
5.害虫防除

今年の実際のスケジュールでは、

3月中旬 種もみ消毒 温湯(おんとう)消毒=化学合成農薬使用せず
4月中旬 育苗培土消毒 せず
4月中旬 いもち病初期害虫防除 デラウスプリンス粒剤 2成分 
5月中旬 除草剤散布 ダブルスターSB1kg粒剤 3成分
8月中旬 カメ虫防除 スタークルメイト液剤 1成分

という内容で、合計6成分(6点)。

宮城県の慣行栽培では、農薬点数が16点なので、減農薬になるには8点以下でなければなりません。上記栽培では農薬点数が6点なので、減農薬です。

さらに、化学肥料(窒素成分)も慣行栽培の半減以下だったので、特別栽培米の基準を満たしていて、その中では、「減農薬・減化学肥料」という扱いになります。

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