硬めのお米ください!

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「硬めのお米がいいんだけど」

とお客さん。

この表現、なかなかに難しい。

「美味しいのどれ?」と並ぶ。


硬めとは?

歯ごたえなのか?
(噛んだときの跳ね返り)

粘りが少ないという意味か?


粘りがあっても、歯ごたえがあるものもあるし、

粘りがなくて、さっぱり目の食味のものもあるし、

粘りがなくても、噛みしめるとしっかり味があるのもあるし、


「硬い」という言葉に込められた意味が、個人によって違うので、簡単に

「このお米」と言えないんです。


それに加えて、最近のIH圧力釜の場合、結構、どのお米もしっかり粘って炊けちゃうし。

変数がどんどん増えちゃう。


まぁ、無難なところで言えば、

あきたこまち・つがるロマン・関東物のコシヒカリなどになるかな。

でも、当店のあきたこまち、間違いなく、当店の中ではあっさり味のしっかり粒かと思うが、世間一般のあきたこまちと比較すれば、かなり粘り気があるほうで、

う~ん、難しいですね。

結局は、今、召上ってる品種を聞いて、炊飯器がIH圧力か聞いて、

その上で、どれか二品種を少量ずつ購入いただいた上で比較してもらう、というのが一番多いかな。

「ひとめぼれ」が一番中庸なので、他に硬めと判断されるであろうお米をもう一つ。


でも、その結果として、

「ひとめぼれが美味しかった!」

となるケースも結構あるので、またまた、「硬め」の意味がわからなくなってしまう。

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このページは、RIOが2012年2月28日 09:55に書いたブログ記事です。

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