あきたこまち 特別栽培米 秋田県鷹巣 秋田県有機農法研究会
厳選された玄米をこだわりの低温精米で仕上げます!
五ツ星・三ツ星マイスターとお好みのお米を探しましょう。
令和六年産 秋田県鷹巣
秋田県有機農法研究会が作る
(七割減農薬・七割減化学肥料栽培)
誕生:1984年
親品種:コシヒカリ/奥羽292号
開発地:秋田県農業試験場
秋田県鷹巣の秋田県有機農法研究会が作る作るあきたこまち。このお米は、化学合成農薬を極力減らして作ったお米です。秋田県の農薬一般基準は20点。このお米は、使用農薬に直して9点。農薬を50%減らした栽培です。
『あきたこまち』系譜と秋田県有機農法研究会が作るお米
「あきたこまち」が生まれる前の秋田米は、多収穫でたくさんとれるけど、たいして美味しくないという立ち位置でした。でも、それは、他の産地でもそうで、昭和35年に自給率が100%になるまで、大増産の掛け声の元、日本全国、とにかくたくさんのお米を作ることが国是でした。八郎潟の干拓もその流れでした。
自給率が100%を超えると、そこから米の消費が減り始めました。人口は増えているのに、消費が減っていったのは、パン食の普及など、食の多様化・西洋化が影響していました。そして、お米も「量より質」という大転換を迎えることとなりました。
そして、「コシヒカリ」「ササニシキ」という二大品種が、その美味しさを背景に生産量を増やしていきました。
一方、秋田県では、気候的に「コシヒカリ」は作れず、「ササニシキ」も作られましたが、メインは、多収穫で食味が劣る品種でした。まず、「レイメイ」、次に「トヨニシキ」、そして「キヨニシキ」。少しずつ食味は改善していきましたが、昔々の良食味産地としての評判はすっかりひそめていました。
一大転機は、1984年(昭和59年)「あきたこまち」の誕生でした。コシヒカリを片親に、コシヒカリの粘り旨味を受け継ぎ、もう少し粒感のある品種でした。最初に食べたときの感激は今でも覚えています。「これが秋田!?」
デビューしたときの騒ぎは大変なものでした。その後の、「ひとめぼれ」狂騒曲にも負けないものでした。マスコミが大々的に取り上げ、「コシヒカリ」よりも美味しいのでは?という大変な評判でした。
ところが、最近の「つや姫(山形)」や「ゆめぴりか(北海道)」のような、栽培方法やタンパク値の制限など、品質を保持し保証するための措置を取らなかったために、作付けが増えすぎました。つまり、不適切な場所での栽培、多収穫を狙っての化学肥料のやり過ぎなどがおき、結果として、味のばらつきが大きくなり、徐々に、量販店の特売商品という立ち位置になってしまいました。記憶では、三年で最初の感激がすっかり冷めてしまった感がありました。
以下の表は、秋田県におけるあきたこまちの生産比率です。1985年(昭和60年)にはたった2.6%だったのが、2006年(平成18年)には、87.7%に。はっきり言って、作り過ぎですね。それから、少しずつ減らしていっています。適地適作まで、もう少し減らして欲しいところです。
西暦年 |
1985 |
1989 |
2006 |
2016 |
比率 % |
2.6 |
42.0 |
87.7 |
76.0 |
この鷹巣のあきたこまち、一体どんなお米?
- 寒暖差のある土地(夜間しっかり休んで、日中たっぷりと光合成)
- 全ての生産過程で、農薬を少なく(通常より7割減少)
- たくさん取れるが食味を落とす窒素肥料も出来るだけ少なく(7割減少)
- 結果として、しっかりとした粒の張りと
- 十分すぎる粘りと甘みが楽しめる
- デビューのときのような「あきたこまち」です!!
商品概要・試算・ご注文
生産地:秋田県鷹巣
生産者:秋田県有機農法研究会
生産条件:7割減農薬・7割減化学肥料栽培米
あきたこまち
白米 1キロ 756円
(税抜き 700円)
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