米やら農業やらの英語の用語を調べていたら、
米ヌカ油を
wikipedia で発見。
英語版ですよ。
rice bran oil といいます。
勿論、日本版もありますが。
米ヌカには油が含まれていることは、消費者はあまり知りません。
分搗き米を入れた紙製の米袋には、徐々に油が染み出してきます。
古くなった玄米は、ヌカ層の油が酸化していき、
古米の臭いが出てくるのと、
お米じたいが黄ばんできます。
一見するとわかりませんが、精米すると、
白米の輝きのない黄ばんだ米粒になります。
話をヌカの油に戻すと、
wikipediaから引用します。
脂肪酸組成に占めるオレイン酸の比率が高いことと、ビタミンEを多く含み、加熱による酸化が起きにくいことが挙げられる。特に後者については、こめ油が製菓業界で歓迎される理由となっており、現在、日本で製造されるポテトチップスのほぼ全量がこめ油かこめ油を配合した油で揚げられている。
揚げ物をしている人が気分を悪くする現象を「油酔い」と呼ぶ。これは油脂を過熱する際に発生するアクロレインと いう物質の作用であるといわれている。こめ油はこの油酔い現象が起きにくい油とされている。また、揚げる作業が終わったあとに、油を鍋から他の容器に移す 際などの油のキレが良いともいわれる。これらの現象もこめ油が加熱による酸化が起こりにくいことと関連があると考えられているが、両現象とも科学的には原 因が解明されていない。
また、こめ油は血中コレステロール分を下げる効果が植物油で最も高く、紅花油と混合するとその効果がさらに高くなる。
ということで非常に質の良い油です。
ただ、米ヌカ以外の輸入原料を使ったサラダ油より高いので、
わかっている方だけの油という感じです。
特にサラダ油って、スーパーの特売定番商品ですので、
なおのこと、割高感が否めません。
当家でもずっと使っていますが、
天ぷらで時間がたってもベタっとなりませんね。
コメントする